高校卒業時に就職するのは、本当に大変だと思います。
多くの求人票の中から、自分のやりたい仕事や企業を選び出すことは難しい作業です。
見つけたら企業見学をして、応募・試験へと進んでいきます。
また、内定をもらっても不安はつきないと思います。
実際に就職をする高校生の気持ちは・・・
不安な気持ち 約34%
どちらかというと不安 約41%
企業が求めている高校新卒者のスキルは・・・
対人コミュニケーション能力 約86%
ストレス耐性 約69%
基本的生活習慣や社会人基礎力 約66%
自立心 約62%
学力では・・・
基礎学力 約92%
一般教養 約76%
論理的思考能力や問題解決能力 約60%
随分と期待する資質・能力も高く感じます。
今の高校生にそれらを網羅した者が何人いるでしょうか。
本当にそれらの能力を必要とするのならば、
今の教育内容の見直しが必要ですし、
教員の意識改革も必要となってきます。
そもそも、普通科高校からの就職者は少数にとどまっています。
また、就職する普通科高校の生徒の資質はそれほど高くないのが実情です。
企業の求める能力と高校が育成する能力の違いは大きいと思われます。