今日は終業式が行われました。
思い起こせば、本年度はいろいろなことがありました。
新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の感染による急性呼吸器疾患 (COVID-19) の世界的流行の始まりは、中国の武漢からでした。
2019年12月に中国の湖北省武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として最初の症例が確認され、あっという間に中国全土に感染が拡大し、全世界へ拡大していきました。
WHOは、2020年1月31日「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC)」を宣言しました。
そして、2月28日にはこの疾患が世界規模で流行する危険性について最高レベルの「非常に高い」と評価し、3月11日、WHOテドロス・アダノム事務局長はパンデミックとの認識を表明しました。
遅きに失したという感じでしょうか。
そして、2月27日、19:00に安倍首相の要請がありまいした。
「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校とするよう、要請することを決めた。」
政府が一斉休校を求めるのは極めて異例でしたね。
全国的蔓延防止のため、問題の深刻化防止のために、特別な措置が必要だと判断したのでしょう。
3月2日は「後期選抜検査」があったため、翌日の3日より臨時休業となりました。
もちろん学年末考査もなし。3学期の終業式もありませんでした。
卒業式は学校によってまちまちでしたが、在校生は不参加となり、保護者は出席できない学校もあったようです。