茂原樟陽高等学校の離退任式が行われました。
この人数は、驚くべきことに全教職員の20%にあたります。
このペースですると、
5年でほとんどの教職員が入れ替わってしまう計算です。
生徒も、ほとんどの生徒が出席して
別れを惜しんでいました。
3月31日に実施して良かったと思えるのは、
卒業生が参加できると言うことでしょうか。
令和2年度は、
新年度に入ってからも正常な学校運営はできませんでした。
4月6日の「新任式・始業式」、及び7日の「入学式」は何とか実施できましたが、
翌日8日に「緊急事態宣言」が発令され
またまた混乱しました。
緊急事態宣言は7都府県についてのみでしたが、行動に大きな規制がかかり、経済が一気にしぼむと共に、心も沈んでづんでいきました。
仕事も在宅勤務や時差出勤が多くなり、家庭で行う仕事が増えてきました。
6月1日から学校再開されましたが、1クラスを2つに分けて、午前と午後に登校させる分散登校などという、変なことも始まりました。
朝の職員打ち合わせができるようになったは6月18日からでした。
7月31日が終業式となり、夏休みは8月の1か月のみとなりました。
就職活動も1か月遅くなり、生徒にとっては十分な活動が出来ませんでした。
9月になっても、健康観察とかで朝の時間は取られ、通常には戻りませんでした。
現在でもこの状況は変わらず、結局3月24日を迎えてしまいました。
さて、来年度はどうなるのでしょう。
この状態が続くのでしょうか。
マスコミのみなさんは、正確で私たちが最善の判断ができる情報を発信してもらいたいと思っています。
今日は終業式が行われました。
思い起こせば、本年度はいろいろなことがありました。
新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の感染による急性呼吸器疾患 (COVID-19) の世界的流行の始まりは、中国の武漢からでした。
2019年12月に中国の湖北省武漢市で「原因不明のウイルス性肺炎」として最初の症例が確認され、あっという間に中国全土に感染が拡大し、全世界へ拡大していきました。
WHOは、2020年1月31日「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC)」を宣言しました。
そして、2月28日にはこの疾患が世界規模で流行する危険性について最高レベルの「非常に高い」と評価し、3月11日、WHOテドロス・アダノム事務局長はパンデミックとの認識を表明しました。
遅きに失したという感じでしょうか。
そして、2月27日、19:00に安倍首相の要請がありまいした。
「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校とするよう、要請することを決めた。」
政府が一斉休校を求めるのは極めて異例でしたね。
全国的蔓延防止のため、問題の深刻化防止のために、特別な措置が必要だと判断したのでしょう。
3月2日は「後期選抜検査」があったため、翌日の3日より臨時休業となりました。
もちろん学年末考査もなし。3学期の終業式もありませんでした。
卒業式は学校によってまちまちでしたが、在校生は不参加となり、保護者は出席できない学校もあったようです。